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「健康とはどういうことでしょうか」とお尋ねすると、殆どの人から「病気ではない状態」という答えが返ってきます。

病気の定義や種類は山ほどあるのに、健康になるといま一つはっきりしないのが現実です。それというのも、現代医学が病気中心だったり、治療中心だったりするものですから、健康にまで手が回らず、健康とは病気でない状態と一括りにされてしまったからだと思っています。

もちろん私たちの側も、病気になるまでは健康のことなどまったく気にかけず、病気になったらお医者さんに治してもらえば、元通り元気になるものと信じて疑いませんでした。健康とは、いわば私たち人間にとって空気のようなものでした。

しかしながら現代医学によって感染症が克服されたとは言え、日進月歩の医学の進歩にもかかわらず、個々人の長年にわたる生活習慣の歪みによって発症する生活習慣病は、年々患者が増えるばかりで、多くの健康が損なわれています。このような状況の中で、現代医学が健康にまで手が回らないとすれば、いまこそ私たち一人ひとりが、健康について考え方を根底から改めなければならない時がきているように思います。

そのためには自己責任で、自分の健康に役立つ知識を身につけ、その知識を活用してグレードの高い健康をつくり上げていく必要があります。そうでなければこれからの日本は、病気がちな高齢者ばかりということになり、家庭や国家も、とても悲惨なことになってしまうような気がします。

そんなことにならないように、これからみんなで勉強して、一日でも長く健康な日々を送ろうではありませんか。

次回は生命の最小単位「細胞」について勉強し、細胞の限界寿命(120歳)まで、一回きりの人生を存分に楽しむコツを探りましょう。